[症状]
がんが発見されるきっかけとなるのは主に乳房のしこりです。しこりは硬く、多くの場合痛みはありません。がんが成長し皮膚に近づくと、えくぼのようなくぼみができることもあります。しかし中には硬くないものもあったりするので、乳房のなかにしこりを感じた場合は自分で判断せず医師に受診すべきです。しこりは必ずしもがんであるとは限らず、良性の腫瘍である可能性もあります。
進行すると乳房の皮膚が赤くなったりします。炎症を起こして痛みや熱感を感じるようになると「炎症性乳がん」の可能性があります。あまり多くはないケースではありますが、この状態になるとがんが全身転移しやすく、また乳腺炎と間違われやすいため注意が必要です。
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[原因]
乳癌(乳がん)の原因はよくわかっていませんが、比較的がんになりやすい傾向をもつ人はいます。年齢でいうと主に40〜60歳の成人女性に多く、また乳がんが多く見られる家系というのも存在します。もともとは欧米に多い病気でしたが生活習慣の変化にともなって日本でも増加する傾向が見られ、胃がん・子宮がんについで成人女性に多いがんとなっています。
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[治療]
まずは早期発見が重要なのですが、そのために有効なのは自己検診です。これは自分で視診と触診を行うものです。
また、乳房を専用の装置ではさんでレントゲン撮影する「マンモグラフィ」と呼ばれる検診方法などがあります。
がんが発見されたら治療となるわけですが、主な治療法は手術によるがんの切除です。術式はさまざまなものがあり、転移の可能性・進行の度合い・胸の外観の変化などさまざまな要素を考えて選ばねばならず、医師と十分な相談をする必要があります。
また最近では、抗がん剤や放射線療法などの内科的治療などの成績も向上してきています。
[受診科] 外科・産婦人科